冷凍食品、家庭での冷凍技について、さまざまな観点から学べるイベント「冷凍食品はここまで美味しくなる!」が8月に開催されました。
世界各国から技術者が集まる、国際冷凍会議の関連イベントとして開かれたこのフォーラムでは、環境未来都市横浜にふさわしい、エコな暮らし方のヒントとなる冷凍食品の活用法などを紹介。市民100名が参加し、各界の講師の話に耳を傾けながら、質疑応答では活発な意見交換も行われました。

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スマート・ウィメンズ・コミュニティ代表理事の東みちよも、コーディネーターとして参加し、会場を盛り上げました。

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進化した冷凍食品
日本冷凍食品協会 広報部長の三浦佳子さんは、冷凍食品の進化とメリットについてお話されました。いま、日本で一番消費されている冷凍食品は、うどん! なのだそうです。作りたての風味をそのまま冷凍できるいま、冷凍うどんは、便利で美味しいと人気。従来の冷凍食品=揚げ物のイメージから、いまは技術が進化して、自然解凍のスイーツなど、より繊細でフレッシュな味のレパートリーが増えているんですね。またフードロスの観点から、家庭での食品のムダをなくすためにも、冷凍保存を賢く利活用すべき、とのお話もありました。

マグロや魚の冷凍保存法は?

テレビでおなじみの冷凍博士、東京海洋大学の鈴木徹先生は、マグロや魚の冷凍保存について家庭で役立つヒントをお話してくださいました。マグロなどで気になる、あの表面焼け。あの表面乾燥による劣化を防ぐには、氷漬け解凍がいいそうです。ジップロックに魚と水を入れて冷凍すれば、カンタンに氷漬けでき、表面の乾燥を防げます。解凍は氷水でゆっくり。すぐに実践できる裏技に、参加者もナットク!

うまみを逃がさないコツ

冷凍食品の栄養素、うまみの研究をされている岡山県立大学の我如古菜月先生によれば、家庭で冷凍保存する時には、調味料で調理してから冷凍するとうまみを逃さず食べられるそう。野菜ならサッと短時間茹でるブランチングの後、冷凍保存、生鮮の場合はみりんをつけて調理後に冷凍するのもいいそうです。

冷凍食品を使ったパパ料理も!

jsrae3パパ料理研究家の滝村雅晴さんは、冷凍うどんを素材にした、うどんカルボナーラや、冷凍ごはんを使ったパエリアなどの作り方を実演。まるでレストランで頂くような新鮮な歯ごたえと風味は、子どもも絶賛! 電子レンジでチン、するだけのカンタンレシピは家庭のパパでもできると好評でした。

というわけで、冷凍食品の科学から家庭での実践技まで、幅広い内容がぎっしり詰まったフォーラム。これまで知らなかった冷凍保存の常識を知ることで、食のムダをなくしてスマート&エコな暮らしが楽しめそうです。

第24回国際冷凍会議 横浜市民フォーラム
冷凍食品はここまで美味しくなる!
2015年8月17日 パシフィコ横浜

主催:公益社団法人日本冷凍空調学会
協賛:日本冷凍食品協会
後援:横浜市