負けないで! 女性応援、ミモザコンサート
2020年から3年近くの間、新型コロナ感染拡大で明らかになったのは、非常時に女性たちは仕事、暮らしにさまざまな影響を受け困難を抱えがちであるということでした。3年後のいま、コロナから日常を取り戻した一方で、能登半島地震の被災地では、再び不安を抱えて過ごす女性たちがいます。
社会的に弱い立場にある女性たちが浮き彫りになったいま、少しでも寄り添い、支援につなげることができれば! との想いで2021年3月、国際女性デー関連イベントとして企画した、女性応援のためのチャリティコンサート、ミモザコンサート。本記事では改めて振り返り、レポートします。
仕事に、子育てに、頑張る女性応援のためのコンサートをやりたい。そんな想いに共感してくださった音楽好き有志の皆さんによる、実行委員会主催の手作り感満載のイベントがミモザコンサートでした。会場は、横浜市役所新市庁舎の1階アトリウム。市民に開かれたオープンスペースで誰もが音楽を楽しむことができました。これまで活動の場が失われてきた市内の女性演奏者たち、そして発表の場が失われていた中学、高校の皆さんのアツい気持ちが響いてくる音楽はみんなに元気をくれました♪
また特別ゲストのANAチーム羽田オーケストラの皆さんの演奏では、横浜市歌に感激し、こころのこもったフライト✈️のテーマ曲「アナザースカイ」は、バイオリンやトランペットの音がやけに切なくて。最後のアンコールは「負けないで」by ZARD 。緊急事態宣言下でもこうやってみんなの気持ちが一つになって負けないで! と励ましあえたことは忘れません。
あれから3年後のいま、能登半島地震の被災地では、いまも非常時に仕事、暮らしの影響に不安を感じ、困難を抱える女性たちがいることと思います。どうか、そうした方々へも「負けないで」の気持ちが届きますように。そしてコロナ下で経験した女性支援のためのさまざまな施策が、震災後の女性たちの支援策としても活かされ、一日も早く不安をなくし、日常を取り戻す日が来ますように。
コンサートの動画は下記よりご覧頂けます